| 2014 - 02 - 07 - Fri お、、、おす(震え声) 始めまして!!! Halozyのsumijunと申します! 一度はユーロ山に登ろうとはしたものの、 その険しさのあまり自分流の道に進むことを決意しました。 というのは冗談で、今回は「こんな使い方もあるよ!」という方法を、 僕の使っている作曲ソフト「Cubase」を使い解説していこうと思います。 今回使用するソフトは、、、 ・Cubase 7.5(Cubase LEでも可) ・HALion Sonic SE(Cubase LEに付属) ・KONTAKT 5 ・ユーロバカ一代 以上の4つです。 最終的には、その他のエフェクターを使用し音を加工していきますが、 メインで使っていくのは上の3つなので、深くは考えなくてOKです。 KONTAKT 5は以前の記事でDJ Commandさんが紹介されていた音源(サンプラー)です。 HALion Sonic SEは、Cubaseの全シリーズに付属している音源です。 今回はCubase7.5を使用しますが、Cubase LEでも再現可能な範囲での解説をしていきます。 また、最低限のソフトウェアの使用方法がわかっている上での解説となります。 (ちょっといじってみればすぐ分かるよ!!!多分!) 最近ではVOCALOIDシリーズにCubase LEが付属していたりと、 割りと馴染みが増えてきているのではないかと思います。 ところで、今回は何をやるの?って話なのですが、、、 ユーロと親和性のあるジャンル、「テクノ」を簡単に制作してみようと思います。 「テクノ」と一言で言っても、何を連想されるかは人それぞれだと思いますが、 ここでは「ジュリアナテクノ」や「ハイパーテクノ」といったレイブサウンドのことを指します。 この記事を読んている人は、東方アレンジを聞いている方も多くいると思いますが、 そこでテクノといえば、DiGiTAL WiNGの「RAVER’S NESTシリーズ」がソレにあたります。 もちろん僕も参加しているので、聞いてみて下さいね! それでは、制作をしていくとしましょう。 ●オーディオを読み込んでみる 適当にBPMを設定し(今回は140に設定)、深呼吸をして心の準備をします。 そして!ユーロバカ一代CDのトラック03「FN2 (Wallace Line) ドラムキット」を読み込みます。 このトラックの最後にドラム単体の音がありますが、今回はキックのみを使ってみます。 波形を拡大し、分割ツールを使ってキックの前後を切り取り、要らない部分を消去します。 ![]() そうすれば、立派なキックファイルの出来上がりです! ●リズムを刻んでみる 先ほど切り抜いたキックファイルを画面上に並べていきます。 合計64個(16小節分)、1拍に1個並べてみました。 ![]() シンバルやハイハットなどの音も、分割ツールを使い切り抜いて並べていきます。 「FN2 (Wallace Line) ドラムキット」は使わず、 トラック7〜9の「スネア」「ハイハット」「シンバル」を使います。 いろいろな場所から音を持ってきて、オリジナリティーにしちゃおう!という作戦です。 そして素材を並べ、適当に音量を調整したものがこちら。 ![]() 一度聞いてみましょう。 ノリノリなドラムキットの完成です! ●メロディーを奏でてみる 次にベースやヒットなどのメロディーを加えていきましょう。 せっかくなので、ユーロバカ一代に収録されている音源を使います。 ベース→トラック17「Wallace Line ベース 61key」 ヒット→トラック27「オーケストラヒット 1&2」 いずれも、KONTAKT 5を使って鳴らします。 読み込み方や使い方は、以前の記事を参考にしてみてください。 更に、トラック28「効果音 1~4」すべてを総動員してみました! そして出来たのがこちら。 (゜Д゜)ポウッ!!が入ると、一層テクノぽいですね! 僕の主催しているサークル「Halozy」の楽曲「物凄いシリーズ」の効果音として、 「ポウッ」を多用しているのですが、、、、、 ユーロバカ一代のポウッは音が良い! 次回制作する物凄いシリーズにポウッが入っていたら、それは絶対ユーロバカ一代収録の効果音です!笑 ●最後の味付け 最後に、Cubase付属のHALion Sonic SEを使って自由に音を加えていきます。 サブベース、シンセリード、ギター、ピアノ、効果音、、、 己の感性に身を任せて奏でてみましょう。 今回は、サブベース、アルペジオシンセ、ヒットの裏にシンセリードを加えてみました。 そして音色にイコライザーやリバーブなどのエフェクトをかけて、ミックスをします。 なんとなく完成したかな?というものがこちら。 ![]() 若干厚みや広がりが増しました。 このように、ユーロバカ一代とCubaseがあれば、 テクノサウンドだって網羅できてしまうということです! さらに、ユーロバカ一代を使って、最近流行りのEDM(エレクトロダンスミュージック)や、 ポップスにだって、活かしていく術はいくらでもあります! もし次に僕が記事を書く機会があったら、 もっとジャンルを広げた使い方などにも触れてみたいなと思っています。 僕もユーロ登山頑張るので、みなさんも頑張ってくださいね! それでは、ユーロ山3合目あたりでお会いしましょう! |